オウンドメディアの始め方は?準備から運用までわかりやすく解説
本記事ではオウンドメディアのやり方について、準備から運用までの手順をわかりやすく解説しています。
結論からいうとオウンドメディアは準備を徹底的におこない、運用後も分析・改善していくことで、自社のメッセージや情報を効率よく伝えられます。
この記事ではオウンドメディアの手順を詳しく解説していますが、自社では難しいという方は株式会社ADBEINGまでご相談ください。
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オウンドメディアとは?自社で運用するメディアのこと
まずはオウンドメディアについて簡単に解説していきます。
オウンドメディアとは自社で保守して運用していくメディアの総称で、情報や伝えたいメッセージを直接伝えられる自社サイトのことです。
たとえば「北欧、暮らしの道具店」は、北欧テイストの雑貨やオリジナル商品を扱う、女性に人気のオウンドメディアです。
株式会社クラシコムが運用しており、商品を購入するだけでなくコラムや着用レビューまでユーザーのほしい情報が満載です。
オウンドメディアを運用するなら、ユーザーがどのような情報を求めているのか、自社の魅力をどう伝えていくのかを事前に計画して制作することで、長く愛されるオウンドメディアになりますよ。
オウンドメディアについてもっと知りたい方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
オウンドメディアの始め方「準備編」!目的やペルソナを設定して制作計画を立てる方法6つ
オウンドメディアの準備には主に以下の6つの段階があります。
- オウンドメディアを制作する目的を明確にする
- ペルソナを設定して想定ユーザーを決める
- 具体的な目標を設定して分析しやすいようにする
- オウンドメディア全体のコンセプトを設定する
- オウンドメディアを制作する人材を確保する
- 制作・運用のスケジュールを決定する
オウンドメディアで1番重要なのは準備です。
準備をしっかりしておくことで、制作から運用までがスムーズにいき、ユーザーに満足してもらえるオウンドメディアに成長していくでしょう。
さらに運用後に改善する際の材料にもなるため、準備には十分に時間をかけて、つくりあげてくださいね。
では、ひとつずつ解説していきます。
準備①:オウンドメディアを制作する目的を明確にする
まずは目的を明確にしましょう。
「なぜオウンドメディアを制作するのか」「制作してどうしたいのか」を決めることが大切です。
たとえば以下のような目的があります。
- 認知度をあげる
- 新規顧客を獲得する
- 商品やサービスを購入してもらう
- 人材の採用につなげる
最優先したい目的は何なのかによって、オウンドメディアのテーマや情報、コンテンツ内容が異なるため、しっかりと目的を明確にすることが大切です。
準備②:ペルソナを設定して想定ユーザーを決める
決めた目的に合わせてペルソナを設定します。
ペルソナとは仮想の人物像で、目的のターゲットに合わせた人物像を設定するのが望ましいです。
しかし、いきなりだと難しいため実際のユーザーに基づいた情報などを収集して設定していくのが良いでしょう。
設定したい項目は主に以下の通りです。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 年収
- 家族構成
- 趣味
- 悩み
- 夢
できるだけ細かく、具体的にペルソナ設定をしておくと求められていることが明確になり、どのようなコンテンツを作成すれば良いかがわかりますよ。
準備③:具体的な目標を設定して分析しやすいようにする
目的とペルソナを設定したあとは目標を設定します。
ここでの目標は必ず具体的な数字を出すことが重要です。
数字で目標を立てるにはKPIを設定しましょう。
KPIとは、重要業績評価指標のことで目標の達成に向けた行動を評価するための指標であり、具体的な数値で見るためのものです。
たとえば、月間10件の問い合わせ獲得と決めたとします。
振り返りをする際にKPIを達成するためにどのようなことをしたのか、「〇〇をしたから10件問い合わせがあった」「〇〇をしたけど5件しか問合せがなかった」と振り返りがしやすくなり、おこなった行動が何件獲得する為には必要でなにが不要なのかもわかりやすくなります。
そのため目標は具体的な数字を設定して、達成度を測りやすくしましょう。
準備④:オウンドメディア全体のコンセプトを設定する
目的や目標が決まったら、全体のテーマやコンセプトを設定します。
自社のオウンドメディアのテーマを一言で表せるような、わかりやすいものがおすすめです。
万人受けするものではなく、自社の魅力がより伝わるような、ある程度絞ったテーマにすると個性が際立つこともあります。
このときにペルソナや目的を十分に反映することで、振り返りがしやすくなりますよ。
準備⑤:オウンドメディアを制作する人材を確保する
オウンドメディアの内容がある程度決まったら、人材を確保しましょう。
オウンドメディアの制作には、最低でも3人ほどは必要です。
オウンドメディアには以下の役割の人物が必要です。
- 運営者
- ディレクター
- ライター
時間もかかるため、3人が制作に取りかかれるようスケジュールの確保もしておきましょう。
運営者はオウンドメディアを運営していく人物で、サイト内のデザインやメンテナンスを定期的におこないます。
ディレクターは各コンテンツの管理や定期的なリライトをおこないます。
ライターはコンテンツの作成をおこない、決まった記事数や期間での作成が必要です。
準備⑥:制作・運用のスケジュールを決定する
準備の最終段階で具体的なスケジュールを決めましょう。
- いつまでに掲載するのか
- 掲載までにいくつのコンテンツが必要なのか
- どのくらいのペースで更新していくのか
制作には時間がかかるため、スケジュールに合わせて進めていくことが大切です。
さらにコンテンツはある程度の数や日数がいるため、人数を増やすか前もってストックしておくかなどの計画もしっかり立てておきましょう。
オウンドメディアの始め方「作成編」!サーバーからコンテンツまで運用への準備を整える手順3つ
準備が完璧にできたらいよいよ作成です。
作成は以下の手順でおこないます。
- サーバーとドメインを用意して環境を整える
- オウンドメディアの内装を設計し構築する
- 有益な情報を発信するコンテンツを作成する
なお自社で作成する場合はWordPressがおすすめです。
難しい作業が少なく管理も簡単にでき、デザイン次第でさまざまなものが制作できますよ。
では、ひとつずつ解説していきます。
作成①:サーバーとドメインを用意して環境を整える
オウンドメディアの制作で必須なのがサーバーとドメインです。
すでに自社で使用しているものがあれば、そちらで問題ないでしょう。
しかし初めての方は必ず契約する必要があります。
サーバーとはサイト自体を保存しておく箱のようなものです。
WordPressで制作する場合は、「エックスサーバー」や「Hostinger」がよいでしょう。
まずは年間費用がいくらかかるのか把握してから、予算に合わせて契約してくださいね。
ドメインとはサイトの住所のようなもので、「〇〇.com」や「〇〇.jp」と表記されます。
ドメインを設定するときはなるべくわかりやすく、シンプルなものがおすすめです。
作成②:オウンドメディアの内装を設計し構築する
サーバーが決まったら内装を設計していきます。
WordPressなら専門的な知識があまりなくても、ある程度整ったサイトがつくれます。
ペルソナに合わせて、色の配色、文字の大きさやフォントなど細かいところまで決めていくことで、より見やすく満足いくサイトが制作できますよ。
作成③:有益な情報を発信するコンテンツを作成する
デザインや内容が決まったら、最後はオウンドメディアの中心となるコンテンツ作成です。
ユーザーにとって有益な情報をリサーチし、キーワード選定を徹底しておこなうことで悩みや疑問を解決できるでしょう。
できるだけ潜在ニーズをくみ取れるように工夫し、必要な情報を網羅するのがポイントです。
コンテンツは最初から100%でなくても大丈夫です。
運用しながら見直し・改善をおこなうことで、よりよいオウンドメディアがつくれますよ。
オウンドメディアの始め方「運用編」!運用しながら分析・改善する方法3つ
最後は運用です。
運用は以下の手順でおこないます。
- オウンドメディアをリリースして継続的に更新する
- コンテンツ分析ツールを導入して現状を把握する
- ツールをもとに分析して定期的にリライトしていく
オウンドメディアはリリースして完了ではありません。
定期的に分析して改善・見直しをする必要があります。
ある程度コンテンツ数が増えてきたら、全体を見直して良質なコンテンツを作り続けてくださいね。
では、ひとつずつ解説していきます。
運用①:オウンドメディアをリリースして継続的に更新する
サイト内の操作やセキュリティー、サーバー等に問題がないか、コンテンツ数は足りているのかを確認したらリリースしましょう。
最初は上位表示されずにアクセス数も少ないですが、継続的に続けていき、定期的にコンテンツを更新し続けることで、徐々にアクセスも伸びていきます。
そのためにコンテンツのSEOを徹底するなど工夫して、よりよいオウンドメディアを目指しましょう。
運用②:コンテンツ分析ツールを導入して現状を把握する
リリース前後には必ず分析ツールを導入しましょう。
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
最低限、上記の2つは必要です。
常に数字でオウンドメディアの状況を把握して、どういう動きがあったのか管理しましょう。
運用③:ツールをもとに分析して定期的にリライトしていく
導入したツールをもとに、分析します。
準備で決めたKPIをもとに入流の動きを把握していきます。
またどのコンテンツにどのくらいのアクセスが集まっているのか、順位でみていき10~20位くらいの記事を中心にリライトするとよいでしょう。
いままでアクセスが少なかったコンテンツでも、質をあげることで読んでもらえる回数も増えます。
さらにキーワードを以前よりも絞ることで、流入されやすくなる場合もあります。
定期的に分析→改善を繰り返して、自社のメッセージや情報を伝えていきましょう。
まとめ:自社でオウンドメディアをつくるのが難しい場合はADBEINGにお任せください!
オウンドメディアは一から全て自社で制作・運用する必要がありますが、工程や時間がとてもかかります。
人手が足りない、オウンドメディアをつくれる人材がいない企業もあるのではないでしょうか?
そんなときは株式会社ADBEINGにおまかせください!
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