SEOはどうすれば良いの?集客のプロがわかりやすく徹底解説!
本記事では、どのようにSEO対策を行えば良いのか解説しています。
「SEOって言葉は聞いたことがあるけど、具体的にどうすれば良いの?」
などとお悩みの人は、記事を読めば効果的なSEO対策のやり方がわかります。
■おもにSEO対策で必要なことは以下2つです。
- 読者が満足するコンテンツをつくること
- Googleが評価するコンテンツをつくること
それぞれ具体的にどのような対策が必要なのか解説します。
じっくり見ていきましょう。
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そもそもSEO対策とは?
SEO対策とはGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したとき、自分のサイトを検索結果の上位に表示するための取り組みです。
自分のサイトが検索結果の上位に表示されると検索流入が増えるため、サイト運営をするうえでは必須の取り組みといえます。
検索エンジンは複数ありますが、Statcounterの調査によると、日本国内の検索エンジンシェア率は2022年9月時点で
- Google(76.6%)
- Yahoo!(15.2%)
- Microsoft Bing(7.5%)
です。
ちなみにYahoo!はGoogleと同じ検索技術を採用しているため「SEO対策=Google対策」と考えてOKです。
(引用:https://gs.statcounter.com/)
それでは、あなたのサイトをGoogleに評価してもらうために必要なSEO対策を次から見ていきましょう。
SEO対策はどうすれば良い?すべき10個の対策を解説!
SEO対策は「読者」「Google」の双方から評価してもらう必要があります。
ここでは検索上位を狙いやすくなる効果的な対策を10個にまとめました。
- 読者のニーズを満たす
- 結論から書く
- 品質の高いコンテンツをつくる
- 根拠のある専門的な情報を書く
- 内部リンクを設置する
- モバイルでも見やすくする
- コンテンツを定期的に更新する
- ページの読み込み速度を短くする
- タイトルや見出しにキーワードを入れる
- 見出しタグを適切に設置する
SEO対策①:読者のニーズを満たす
読者は悩みを解決するために検索します。
読者から評価されるサイトとは、読者の悩みを解決するコンテンツがあるサイトです。
そのため、読者がどのキーワードで検索し、なにを求めているのか「検索意図」を把握する必要があります。
検索意図を把握するためには以下3つがおすすめです。
- 競合サイトを調査する
- Yahoo!知恵袋を調査する
- キーワードを元に自分で考えてみる
あなたが狙っているキーワードで検索したとき、検索結果の上位に表示されるサイトは読者の検索意図を満たしている可能性が高いです。
また、Yahoo!知恵袋は質問内容から「読者の悩み」、ベストアンサーから「求めている答え」がわかり、コンテンツづくりの参考になります。
読者の悩みを正確に把握し、悩みを解決するサイトをつくりましょう。
SEO対策②:結論から書く
基本的に読者はサイトを最後まで読みません。
ほとんどの場合、サイトを開いて「自分が求めている答えが書いていないな」と思ったら読者は離脱します。
読者に満足してもらうためには、読者の悩みを解決する答えを記事の最初に用意しましょう。
記事を書く際におすすめなのが「PREP法」です。
PREP法では以下の順番に記事を書きます。
①:Point(結論)
②:Reason(理由)
③:Example(具体例)
④:Point(結論)
最初に結論があるため、読者は早めに結論を知ることができ、さらに詳細が知りたければ読み進めます。
結論から書いて読者の悩みを早めに解決するコンテンツを目指しましょう。
SEO対策③:品質の高いコンテンツをつくる
コンテンツの品質は読者とGoogleどちらの視点からも重要です。
読者は自分の悩みを詳しく解決してくれる見やすいサイトを求めています。
また、Googleは読者に「検索したら有益なサイトが見つかった」と思ってもらいたいので、品質の高いコンテンツを検索結果の上位に表示します。
そのため、コンテンツをつくる際は以下4つを意識してみてください。
- ある程度の文字数があること(最低でも2,000~3,000文字程度)
- 画像や装飾を使って見やすいデザインであること
- 図解や独自のデータを使ってオリジナリティあること
- 特定のジャンルに特化した内容であること
低品質なコンテンツはサイト全体のマイナス評価になるので、思い切って削除するのもおすすめです。
数よりも質にこだわったコンテンツを考えましょう。
有益なコンテンツは読者にシェアされ、SEO評価に大きく貢献します。
SEO対策④:根拠のある専門的な情報を書く
SEO対策で避けて通れないのが「E-A-T」です。
以下3つの略称ですね。
・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)
E-A-TはGoogleの「検索品質評価ガイドライン」で提示されていて、簡単にいうとGoogleがサイトを評価するには以下3つが必要という意味です。
- 専門的な内容が書いてあること
- まわりから認められていること
- 信頼できる情報が書いてあること
たとえば、SEOの専門家が「SEO対策」を解説するコンテンツであれば、E-A-Tをすべて満たしているといえます。
その道のプロではない人がつくるコンテンツの場合、グラフや数値を使うときに信頼できるソース元を書くなど工夫が必要です。
SEO対策⑤:内部リンクを設置する
内部リンクとは自分のサイト内の別ページに飛べるリンクです。
内部リンクを設置するとSEOで以下2つのメリットがあります。
- 読者のサイト滞在時間や読むコンテンツの量が増える
- Googleがあなたのコンテンツを発見しやすくなる
読者があなたのサイトに長時間滞在したり、内部リンクからページを見たりすると、あなたのサイトにはじっくり見るだけの価値があるとGoogleが評価します。
また、Googleはクローラーという機械が定期的にまわって情報収集しているため、サイトにあるページを評価しやすくなるのです。
関連性の高いコンテンツ同士は内部リンクでつないでおきましょう。
できればサイト設計の段階で、どことどこをリンクするか考えるのがおすすめですね。
SEO対策⑥:モバイルでも見やすくする
スマホ利用者の増加により、Googleは「モバイルファースト」の考え方になっています。
スマホで見たときにストレスなく見られるかという評価ですね。
チェックすべき箇所の例をあげると
- 文字のサイズが小さすぎないか
- リンクなどタップできる箇所が近すぎないか
- 画像のサイズは適切か
などがあります。
基本的にコンテンツをつくるときはPC画面で見ていると思いますが、モバイルで見てみると読みづらい場合があります。
私がよくやってしまっていたのが、文字を入れた図解を使ったときに、モバイルだと文字が小さすぎて拡大しないと見られないというものでした。
そのため、コンテンツが完成したらモバイル表示に問題がないかチェックは必須です。
SEO対策⑦:コンテンツを定期的に更新する
コンテンツを定期的に更新することを「リライト」といいます。
Googleは「新鮮なコンテンツ」を評価するため、リライトしている記事は評価されやすいです。
リライトするときのコツは
- 古い情報を最新情報に更新する
- 図解などを使って読みやすくする
- 競合他社にはないオリジナルコンテンツをつくる
などがあります。
コンテンツを公開してすぐ検索上位に上がることは少なく、リライトを繰り返してSEO評価を上げるのが基本です。
とくに検索順位が10~20位あたりのコンテンツは、リライトで10位以内に入る可能性があり、検索流入のアップが期待できます。
SEO対策⑧:ページの読み込み速度を短くする
ページの読み込み速度が速ければGoogleの評価が上がります。
せっかく読者があなたのページをクリックしても、ページがなかなか開かず離脱してはもったいないですよね。
ページの読み込み速度を短くする方法は
- 画像を軽量化する
- キャッシュ機能を使って高速化する
- 無駄なプラグインを削除する
などがあります。
ページ読み込み速度がどの程度なのか調べたい人はこちらで計測が可能です。
SEO対策⑨:タイトルや見出しにキーワードを入れる
タイトルや見出しに読者が検索するであろうキーワードを入れるのもSEO対策の1つです。
たとえば「SEO」をキーワードで狙うなら以下のようにします。
タイトル例:SEOはどうすれば良いの?集客のプロがわかりやすく徹底解説!
見出し例:SEOの対策10選
タイトルと見出しどちらにも「SEO」というキーワードが入っていますよね。
ただし、不自然に入れると読者が読みづらくなるため、意識的に入れるにとどめて、あくまで読者が読みやすいコンテンツにしましょう。
SEO対策⑩:見出しタグを適切に設置する
Googleは見出しタグを正しい順番で設置するよう推奨しています。
見出しタグには「H2~H6」までありますが、本記事であれば以下のようになっています。
H2:SEO対策はどうすれば良い?すべき10個の対策を解説!
H3:SEO対策①読者のニーズを満たす
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H3:SEO対策⑩見出しタグを適切に設置する
H2:SEO対策でやってはいけないこと3選
基本的にH2の下にはH3、H3の下にはH4、というように階層式にします。
しかし、H2の下にH4やH5があるなど、順番がバラバラになっているとSEOでマイナス評価を受ける可能性があるため注意が必要です。
SEO対策でやってはいけないこと3選
Googleは高品質なコンテンツを提供するサイトを検索結果の上位に表示するため、間違ったSEO対策を行うと低評価となり、検索順位が落ちてしまいます。
ここではSEO対策としてやってはいけないものを3つにまとめてみました。
- 競合サイトのコンテンツをコピーする
- 意図的に外部リンクを獲得する
- 同じようなコンテンツを量産する
やってはいけないこと①:競合サイトのコンテンツをコピーする
Googleは同じコンテンツを2つ以上同時に検索結果へ表示させないようにしています。
そのため、競合他社のコンテンツをコピーして自社コンテンツとするのは避けましょう。
SEOに影響があるだけでなく、コピー元のサイト運営者からクレームが入ることもあります。
コピーではなく、競合サイトを参考にしたり、一部を引用したりするのは問題ありません。
やってはいけないこと②:意図的に外部リンクを獲得する
Googleのガイドラインでは、意図的な外部リンクの獲得を違反しているので注意しましょう。
外部リンクとは「被リンク」とも呼ばれ、他サイトからのリンクが多いほど「まわりから信頼されているサイト」としてGoogleが評価します。
だからといって、質の悪い複数のサイトを立ち上げて、自社サイトのリンクを貼るような行為はペナルティの対象です。
有益なコンテンツをつくり、自然な外部リンクを獲得しましょう。
やってはいけないこと③:同じようなコンテンツを量産する
同じようなコンテンツばかりだとSEOの評価が分散されます。
たとえば、以下3つのコンテンツをつくっていた場合です。
- SEOの評価を上げるコツ
- SEOの評価を上げる方法
- SEOの評価を上げるテクニック
「コツ」「方法」「テクニック」は言葉が違いますが、意味は似ていますよね。
3つに分けると評価が分散して検索順位が上がりにくいため、1つのコンテンツとして統合したほうがSEO評価は上がります。
コンテンツ作成時には内容が重複しないよう注意しましょう。
SEO対策におすすめのツール
SEO対策では自分のサイトや競合サイトの分析、キーワードのボリューム検索など、さまざまな視点から考える必要があります。
ここでは効率良くSEO対策を行うため、入れておきたいツールを5つにまとめてみました。
おすすめツール①:Google Analytics(おすすめ度☆☆☆☆☆)
おすすめツール②:Google Search Console(おすすめ度☆☆☆☆☆)
おすすめツール③:ラッコキーワード(おすすめ度☆☆☆☆☆)
おすすめツール④:Ubersuggest(おすすめ度☆☆☆☆)
おすすめツール⑤:ahrefs(おすすめ度☆☆☆)
Google Analytics
サイトのアクセス状況を分析するために使います。
Google Analyticsから得られる情報をいくつかあげると
- リアルタイムでサイトを見ている人数
- サイトに訪れた読者の属性
- ページを見られた時間
- サイトから離脱後の読者の行動
など、アクセス状況分析に必要なさまざまなデータが分析できるツールです。
無料で使えますので、サイト運営では確実に入れておきたいツールの1つですね。
Google Search Console
読者がサイトにアクセスする前の行動を分析するために使います。
Google Search Consoleから得られる情報は
- 検索結果で上位表示できているキーワード
- サイトで起きているエラーや問題点
- 内部リンクや外部リンクの数
など、サイトのエラーや問題点もわかるため、サイトの改善に大きく役立ちます。
無料で使えますので、Google Analyticsとセットで入れておきたいツールです。
ラッコキーワード
読者がどのようなキーワードで検索しているのか調べるために使うツールです。
キーワードを入力すれば、関連する細かいキーワードまで一括取得できます。
たとえば、Googleの検索窓に「ラッコキーワード」と入力すると以下のように検索候補が出ます。
・「ラッコキーワード 使い方」
・「ラッコキーワード とは」
検索候補に出てくるキーワードは、実際に読者が検索しているものですが、これらを手動で調べるのは大変です。
しかし、ラッコキーワードを使えば、検索候補に出てくるすべての関連キーワードを一瞬にして取得できます。
基本的に無料で使えますし、最近は月1,000円くらい課金するとキーワードの検索ボリュームもわかるようになりました。
Ubersuggest
おもにキーワードの検索ボリュームを調べるために使うツールです。
狙いたいキーワードを入力して検索すると、以下の情報がわかります。
- キーワードの検索ボリューム
- 検索上位に表示させる難易度
- 競合サイトの強さ
闇雲にキーワードを狙ってもサイトを検索上位に上げるのは難しいです。
検索ボリュームのあるキーワードほど、強い競合が狙っていますからね。
そのため、競合サイトの強さも分析しながら、検索上位表示を狙えるキーワードを見つけるのが大事です。
なお、Ubersuggestは無料版だと1日の検索数が上限3回、月3,000円の課金があれば制限なく使えます。
ahrefs
おもに競合サイトを分析するために使うツールです。
競合サイトの外部リンク(被リンク)の数、どこのサイトからリンクを貼られているかまでわかります。
SEOに必要な機能が詰まったオールインワンツールといっても過言ではありません。
ただし、多機能ではあるために少々高額です。
サイト運営に慣れてきたら導入を検討しても良いツールですね。
まとめ:SEOをどうすれば良いか迷ったら10個の対策から始めよう
SEOをどうすれば良いのか悩む人は、以下10個を意識して取り組みましょう。
・読者のニーズを満たす
・結論から書く
・品質の高いコンテンツをつくる
・根拠のある専門的な情報を書く
・内部リンクを設置する
・モバイルでも見やすくつくる
・コンテンツを定期的に更新する
・ページの読み込み速度を短くする
・タイトルや見出しにキーワードを入れる
・見出しタグを適切に設置する
最初のうちは難しく感じると思いますが、検索結果で上位表示するためにSEOは必須です。
読者とGoogleどちらも満足するコンテンツをつくるよう意識しましょう。
SEOについてのご相談は、お問合せフォームまでお気軽にどうぞ。
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